La pasta di primavera!

春のパスタ!

暖冬の影響か?2月下旬から出始める春野菜が先々週くらいからちらほら見られるようになったので早速購入しパスタを作りました。まずは定番の二種類。

Chitarra di Romanesca.

Romanesco(パスタの具材としての表記はca)=ローマの(ローマの人の)という意味でロマネスコと読みます。ローマでは2月末くらいから食べられていて、アンチパストやパスタ・ピッツァメイン料理のお肉やお魚と一緒に煮んだり様々な食べ方で食べられます。Azzurro!ではローマのスタンダードであるトマト煮込みにしました。茹でたパスタへソースの代わりに煮込んだロマネスコと煮込みソースを一緒に入れ強火でサッと和えて仕上げにパルミジャーノレッジャーノと当店の自家製石窯焼きパンの外の焼き色の付いた皮の部分を削って振りかけて出来上がり!麺はChitarra=キタッラ(ローマではトンナレッリとも呼ばれます)キタッラはギターを意味しギターの弦を張るように麺を張って乾燥させる事からキタッラと言い、麺の断面が四角いのが特徴!

Fiori di corsa al aglio olio peperoncino!


 菜の花のアーリオオーリオ ペペロンチーノ!菜の花と言えば!というほど春になると日本のイタリアンのお店で提供される一皿。でも、あまり良いイメージを持たない方も多いのではないでしょうか?その理由は二つ。1.イタリアではチーマ・ディ・ラーパと言う菜の花の一種を使ったパスタやピッツァを春になると出すのですが、その独特の苦味の生かし方や火の通し方で味が大きく変わるのと日本の菜の花との違いがある事も知っておく必要があるのです。そのためには一度で良いから現地で実際に食べてみる事が必要なのです。2.アーリオ・オーリオ の味を菜の花用に少しアレンジ必要。1. にも繋がっていますが、苦味をどうやって旨味に変化させるのか?という工夫が大切なのです。

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